岡山市中区江崎の岡山脳神経内科クリニック|脳神経内科・内科

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宇宙の果て

 子供の頃の大晦日。農家なので、普段は夜9時に眠り、朝4時には起きだす生活ですが、この日は家族が集まって、食べたり、ゲームしたり、、。夜更けて除夜の鐘が聞こえてくると、新年の挨拶をして眠ります。その前にお決まりのトイレですが、田舎家なので、母屋の外。裏庭に出ると満点の星に一年の幸を祈ります。そんな昔、星空で感じた大疑問。①宇宙の果てはどこにあるのか?、②いつから宇宙があるのか?です。小学校3年生だった。以後、星空を見ると同じ疑問が湧いてクラクラ眩暈を感じます。回答を求めて一時は宇宙探検家を志したほどですが、中3頃、体力、学力不足で諦めました。その後、壮大な挑戦に代わって、アマゾン探検家や心の解明を夢想しましたが、人生、思い通りにはいきません。今や小さなクリニックが世界です。

 ところで、先の2大疑問ですが、お釈迦さまも考えられた様です。後進のため、考えても無駄な探求(無記;アヴィヤーカタ)の主要項目に挙げられていると知ったのはずいぶん後になってです。時代や場所は違っていても、人間、思うことは同じだと感心致しました。とはいえ、人間の知的好奇心はお釈迦さまの予想を凌駕し、今や宇宙の果てや寿命が解明されつつあります。現在、超スピードで拡大しつつある宇宙が、いつか逆に一点に収縮するかもしれないこと、宇宙という大きな箱の中にいろんな星系が入っているのでなく、宇宙全体が膨張、収縮するイメージ。今の宇宙が出来て138億年、あと80億年くらいで地球は巨大化した太陽に飲み込まれ、何千兆年以上の遥か先には宇宙自体が一旦消滅するーーー。輪廻転生というか、エネルギー保存の法則というか。

 正月らしくない話題になりましたが、遠い昔の大晦日に抱き、以後も晴れない疑問を思い出してしまいました。眩暈がしてきたので止めます。スケールは小さいですが、今年こそはコロナ、戦争の脅威から解放される年になりますよう、切に願って止みません。