岡山市中区江崎の岡山脳神経内科クリニック|脳神経内科・内科

〒702-8005
岡山県岡山市中区江崎104番地-16

MENU

診療案内

頭痛

頭痛

頭痛は、脳神経内科では通常頻繁に対応する症状です。脳の機能的な障害で生じる一次性頭痛と、何らかの脳病変を背景に生じる二次性頭痛に分けられます。多くは一次性頭痛で、慢性的に出没します。片頭痛が多く、緊張型頭痛や群発頭痛もみられます。
2次性頭痛にはくも膜下出血、脳出血・脳梗塞、椎骨動脈解離、脳腫瘍、脳炎など、放置しておくと生命にかかわる重篤な病気が含まれています。高血圧症、副鼻腔炎、うつ病や薬剤によっても頭痛を生じることがあります。
放置できない頭痛があるため、早期の診断が重要です。

物忘れ・認知症

物忘れ・認知症

認知症とはいったん発達した認知機能(注意、実行、学習、記憶、言語機能など)が持続性に低下し、日常生活に支障を生じた状態を言います。低下していても基本的生活機能には支障がない状態が軽度認知障害(MCI)です。原因にはアルツハイマー型認知症が多く、レビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症などが続きます。症状の始まりには、同じことを何度も言ったり聞いたりする、置き忘れやしまい忘れが目立つ、ものの名前が出てこない、以前はあった興味や関心が薄れた、理解や判断がむつかしくなった、などがみられます。鑑別のため、診断には血液を調べ、身体を診察し、頭部CT、MRIを検査します。より詳細な鑑別の目的で髄液を調べたり、脳の血流やドパミントランスポーターのシンチグラフィーを行うこともあります。
認知症のタイプにより使う薬や作用が異なることがあるので、医師の診断が重要です。

てんかん

てんかん

脳の慢性の病気で、大脳の神経細胞が過剰に興奮するため、脳に発作性の症状が反復性に起きます。発作は突然に起こり、普通とは異なる身体症状や意識、運動および感覚の変化などを生じます。急な意識消失は血圧低下や不整脈でも生じますが、明らかなけいれんがあればてんかんの可能性が高いです。診断には頭部MRI検査や脳波検査などを行う必要があります。若年者でもみられますが、脳炎、頭部外傷、脳出血、脳腫瘍などで脳が痛んだ方、あるいは認知症などで脳機能が低下した高齢者にも生じます。てんかんの発作タイプや年齢、身体状況により薬を使い分けます。

睡眠障害

睡眠障害

大きく、狭義の睡眠障害と、覚醒障害とに分けられます。狭義の睡眠障害には入眠障害、寝てもすぐに目が覚めてしまう中途覚醒、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒、夢が行動化して寝言・寝ぼけを呈するレム睡眠行動障害、足がむずむずして眠れないむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)、睡眠時無呼吸症候群、睡眠覚醒リズム障害などがあります。覚醒障害は夜眠っているにもかかわらず日中に強い眠気を生じ、起きているのが困難になる障害です。薬剤による副作用のほか、ナルコレプシーや特発性過眠症があります。睡眠はよき生活の糧です。

内科

内科

体の不調や異変の相談、風邪やインフルエンザなどはもちろん、高血圧、高脂血症などの生活習慣病、アレルギー、喘息、貧血など、幅広く診療いたします。