岡山市中区江崎の岡山脳神経内科クリニック|脳神経内科・内科

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ギリギリ人生

人生、平坦な道はなく、様々な場面で分岐点が待ち受けています。「あの時の選択」や「偶然」が道を大きく変えることもしばしばです。高校生時代、一度も医師になろうと思ったことのない私。その後に結構な分岐点があったことになります。傍目には、「それも人生」ですが、混乱真っただ中の当事者には激流に翻弄される結構な不安や苦労がついて回ります。順風満帆だけが、必ずしも正解ではないのですが、紆余曲折無くスイスイ人生を歩んだパラレルワールドの私は今何をしているでしょうか。こんな分岐点の単純な例は、交通機関への乗り遅れ。出発時間に間に合うかどうかです。

思い出す冷や汗例にはこんなのがあります。友人と岡山駅から福岡の学会に向かった時。改札で待ち合わせ、話しながら新幹線のプラットホームに。時間的余裕があったので、待合いで時間をつぶし、予定5分くらい前に乗り場に移動。予定時間通りに列車入構の案内が始まりました。「来た来た」と思ったら、やって来た新幹線は向かいのホーム。なんと、上りのホームで待っていたのでした。慌てて向いのホームにダッシュ。何とか間に合いました。ゼイゼイ。これに遅れると、学会での講演30分前集合の約束に間に合わなくなるタイミングでした。もっときわどかったのは、クリスマス前の東京行き飛行機。岡山のホテルで忘年会後、途中で脱けて岡山空港行きを予定。普通なら自家用車ですが、飲酒後ですからタクシーです。十分な時間を見込んで会場を出、タクシーを呼んでもらいましたが、ハイシーズンで、全く来ません。今ならアプリですね。20分待っても来ず、もう無理かと思っていたところに、お客さんを乗せてきた一台のタクシー。これに乗せてもらって、空港に向かいました。ところが街も結構な渋滞。一難去ってまた一難。気が気ではありません。やっと岡山空港が見えてきたころには出発15分前のゲート締め切り時間。玄関に回り込む時間は無いと考え第4駐車場から空港に行く連絡路で下車。走っていくと、空港の建物に入る前に、私の名前が呼び出されておりました。駆け込んで「ここにおります!!」。乗れないと、翌朝の講演に間に合わないところでした。

交通事情が分からず、土地勘もない外国ではもっとハラハラドキドキです。チェコの首都プラハに滞在中の真夜中。予想に違えて日中は晴れるとわかり、世界遺産のチェスキー・クルムロフに行くことを急遽決定。ネットでバスを予約しました。ツアーバスなら5万円が、路線バスなら片道1000円程度の長距離バス片道2時間の旅。ナント最後の席が予約できました。旧市街を走る路面電車を乗り継いで、バス乗り場を目指しましたが、これまた結構な渋滞。信号待ちの1分、2分が永遠の長さ。最寄りの駅は地下で、どこから上がればバス乗り場に近いかわかりません。通行人に聞きながら、やっとたどり着いたのは出発3分前。セーフ。

もちろん間に合ったばかりではありません。乗り遅れも多数。最近はアプリで変更できるので、タクシーの中からでも予定変更可能です。しかし、上述の如く、こんな変更ではどうにもならない場面も多々ある訳です。荒天で飛行機が大幅に遅れ、講演に遅れて迷惑をかけたことも2回。すみません。自己都合での遅れと違い、少しは弁解できたかも。

約束や変更できない予定に遅れるのは心臓に悪いです。余裕をもって行動したいですが、運命の神はイタズラ好きで、しばしば予想外の難事が降りかかる訳です。それも人生。